日本人の二人に一人はかかっているともいわれている顎関節症。

 

顎関節症って、どういう疾患なのでしょうか？

　「口を開けるとあごが痛い」

　「口が開かない」

　「あごを動かすと音がする」

このような症状がある場合を、顎関節症といいます。

 

 

では、顎関節症の原因は、何でしょう？

　顎関節や顎の筋肉の構造的弱さ

　かみ合わせの悪さ

　食いしばり

　スマホの見過ぎ　　

などなど、これらは全て原因となりうるものです。

そして、この中の一つが原因というわけではなく、複数の原因が積み重なることで、顎関節症が発症します。

また顎関節症は、身体でなくストレスなど心が原因なることもめずらしくありません。

 

 

顎関節症は、軽度の場合は原因と症状にあったケアや治療を行えば自然に治癒することができます。

しかし、重症化した場合は、骨をけずるなどの大掛かりな治療が必要となってくることもあります。

顎関節症は、上述のとおりとても複雑な疾患ですので、「顎関節症かな？」と思った時は、まず歯科を受診することをおすすめします。

 

あわせて鍼灸もおすすめです。

鍼灸によって、筋肉の緊張の緩和、痛みの緩和がはかられるため、腰痛や膝痛などと同じように顎関節の症状軽減に有効です。

また、顎関節症は、ストレスなどの心の要因が原因となることがあります。

鍼灸は自律神経の調整を得意としますので、ストレス緩和につながります。